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【トップアスリートのメンタリティ解説Vol.5】〜太田宏介〜挑戦し続けられる理由

Photo by Getty Images
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サッカー選手として頑張り続けられる理由は、自分の達成感のためだけではない。
“喜んでほしい誰かがいる”それこそが挑戦し続けられる心をもてる秘訣ー。

2015年シーズンFC東京でJリーグアシスト王となり、ベスト11にも選出。
日本で着実に歩んだ道のりを28歳にして海外まで延ばすことができた太田宏介選手の
心の支えは、家族への想いでした。

母を喜ばせたい。兄と一緒に。


太田選手は中学生の頃に両親が離婚したため、母子家庭で育ちました。
生活に変化が起きた頃から6歳上の兄と「いつかお母さんに、楽をさせよう」と誓ったそうです。
本人が綴るブログでも、開設初期の記事からしばしば“母親に親孝行します。感謝しています。”の言葉や、兄とのエピソードが登場しています。
太田選手にとって、女手一つで育ててくれた母親を喜ばせたい……。
フィールドは違えど共に頑張る兄と交わしたその約束が、サッカー選手として努力し続けられる大きな支えとなっていたはずです。
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〈喜ばせたい〉にゴールはない。


人は誰かを喜ばせることが、自分の喜びとなります。
家族、友人、恋人、恩師など自分の周りの人たちの笑顔を見たい!と思うことが行動を起こすきっかけになります。
また「喜ばすことができた、嬉しい!」→「もっと喜んでほしいな!」と、人を喜ばせることに対するプラス感情にゴールはありません。

そして周りの人たちに喜んでもらえる嬉しさを知れば、より多くの人を喜ばせたくなるのです。
サッカー選手であれば、仲間のために、クラブのために、サポーターのために、そして夢見る子供たちのために……など、サッカー選手としての在り方や夢にも繋がっていきます。
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〈喜ばせたい〉が行動の指針となる。


喜ばせたい相手への感謝や想いが本気になれば成る程、自分のモチベーションになりますから、
「どうすれば喜ばせることができるのかな?」と考えられます。
真剣に向き合えば、その夢を果たすために自分が「今、何をすべきか?」の答えが明確になり、先の行動が見えてきます。
想いの強さと冷静な思考があれば、一時ネガティブな感情が湧いたとしても心が折れ切ってしまうことはありません。自分一人のためでは頑張れなくても「この人(たち)のために……」という想いは、自分自身の内側から湧いてくるものであり、心の支えになるからです。

ブレない想い。


サッカーを始めた頃からずっと、家族への強く優しい想いがあった太田選手だから、Jリーグで地道に頑張り続けられた。その頑張りが結果となり欧州への扉が開きました。
完全移籍決定後の太田選手のコメントにもあった通り、“年齢的にも最後のチャンスと捉えチャレンジする決意をしました”と大きな覚悟と共に〝挑戦〟を選んだ太田選手。その姿からは、サッカー選手としてのブレない姿がより一層ハッキリと見えてきました。

オランダ・フィテッセでの飛躍、そして日本代表としてピッチに輝きをもたらしてくれることを楽しみにしています。
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コメントコメント

ガブリエル

ガブリエル 

早速、フィテッセでもらしさを発揮しているようですね。

中谷エリナ(スポーツメンタルコーチ)

中谷エリナ(スポーツメンタルコーチ) 

ガブリエルさん>そうですね!試合もフル出場でしたね(*^^*)

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