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J1クラブ2015補強選手を勝手にランキング付け〜期待外れ編〜

国内組で挑んだ東アジア杯が終了し今週の水曜からJリーグが再開する。この記事ではここまで1stステージ全日程と7月に開幕した2ndステージの5試合を見て2014年の冬から2015年春にかけて移籍した選手の元々の期待値に比べてのパフォーマンスが好調な選手と低調な選手をランキング形式にして5人挙げてみた。これは私個人の勝手な意見であるということを承知で見ていただければと思う。

まずは期待値に比べて結果が低かった選手から発表していく。言ってしまうと前半戦の期待はずれだったランキングである。あまりこの手の順位付けは日本では見られないので、敢えてこちらも書かせて頂いた。
では発表していきたい。


5位 小椋祥平 (横浜FM→G大阪)




アビスパ福岡との競合の末に横浜Fマリノスから移籍したボランチ。昨年J1昇格1年目で3つのタイトルを制覇し、今期JリーグとACLの二足の草鞋を履くこととなったガンバ大阪がさらなる上積みと手薄なボランチの補充に彼に白羽の矢を立て獲得したが出場機会に恵まれず、DFラインに怪我人が続出した時は本職のボランチより不慣れなSBとして起用された。そつなくこなしてはいたが、怪我人が戻ってきてからは再び出場機会が減少。結局1stステージ14節を最後に出場は無く7月30日付でのモンテディオ山形への期限付き移籍が決まった。実力者で経験もあるため、後半戦は山形のJ1残留へ主力として奮起が期待される。

4位 角田誠 (仙台→川崎)



Photo by Getty Images
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ここ数年失点の多い川崎フロンターレが守備陣を立て直すべく新たなDFリーダーとしてベガルタ仙台からキャプテンを獲得する。序盤は積極的に起用されDFの統率を図るも失点を減らすという目標を達成できない。1stステージ14節で下位に甘んじていた清水エスパルス相手にに5失点の大敗を喫するとそれ以降Jリーグでの出場機会は無く、最後まで風間監督の独自のサッカーに馴染むことができなかった。偶然にもその清水エスパルスに夏から移籍。失点の増加が見える清水で元キャプテンがどうDFに統率を図るか楽しみだ。

3位 橋本和 (柏→浦和)



Photo by Getty Images
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浦和レッズへの移籍が決まった後に数少ない左利きの選手とクロスの精度で各メディア開幕前から太鼓判を押されスタメン予想でも昨年左でレギュラーであった宇賀神を右に回して左足ウィングバックでのメンバー入りされ、ニューイヤーカップやトレーニングマッチでは彼の左足からたくさんゴールが生まれるなど期待はかなり高かったものの、ACL初戦の水原戦で左サイドを完封されると出場機会が減少。もともとスタメンであった宇賀神の牙城を崩すことができずサブに甘んじてしまった。主にACLで出場するも試合勘や連携面で課題が残し、あまり良い結果はいまだに出せていない。1stステージ無敗優勝を果たした浦和レッズであったが、2ndステージでは予想外の苦戦を強いられている。この状況を打破するためにも彼の正確無比な左足のクロスは武器になるに違いない。

2位 赤嶺真吾 (仙台→G大阪)



Photo by Getty Images
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小椋と同様に二足の草鞋を履くことになったガンバ大阪がリーグ連覇とACLに向けて攻撃陣の補強に着手。さらなる厚みを加えるために、宇佐美やパトリック、リンスなどのFW陣とはまた異なる特長を持つ赤嶺を獲得した。昨年は惜しくも2年振りの2桁得点を逃し王者への移籍で力戦奮闘することを期待された。しかしシーズンが始まるとガンバの強力2トップとリンスの前に出場機会が得られず、FWの序列で4番手となってしまっていまだゴールが見られない。2ndステージ開幕後に怪我が見られたが今月復帰するもガンバが清水からFWの長沢を獲得するなど、境地に立たされている。一度セレッソ大阪への移籍の噂もあったが公式でのリリースはされていない。

1位 大津祐樹 (VVV→柏)



Photo by Getty Images
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ロンドン五輪で大ブレイクを果たすもオランダでは怪我に泣き良い結果を残せず、今年から古巣である柏レイソルへ3年半振りに電撃復帰。移籍早々10番を任されACL制覇に向けて帰ってきたスターに開幕前にはクラブや多くのファンから期待が寄せられた。しかしシーズン開幕後は度重なる怪我が続き安定して試合に出ることができないどころかJリーグでは離脱前は2試合の途中出場にとどまり、怪我から復帰した5月以降も出場機会に恵まれず低調なパフォーマンスが続く。ようやく1stステージ16節でリーグ戦での復帰後初スタメンを飾るも、その試合で左膝後十字靭帯損傷により3ヶ月の離脱を余儀なくされる。復帰は夏明けになるであろうが彼の実力は既に国際大会で証明済みだ。まずはコンディションを整え本調子まで身体を戻す事。これ以上は素人の私の口から言える話ではないが、実力は相当なものを持っているのに怪我が癖になってそのまま落ちていった選手はたくさん見ている。大津祐樹にはその人たちと同じ境遇を辿って欲しくはない。柏はまだJリーグ残留争いに加えてACLが残っている。大津が本調子に少しでも近づいてクラブに貢献できる日を私は待ちわびている。


このように見ていくと、①角田や橋本のようなプレースタイルと監督とのサッカーのスタイルが合わないタイプ②赤嶺や小椋のような元々実力者がいて出場機会が満足に得られないタイプ③大津のように怪我を繰り返してしまうタイプと3つに分けられる傾向が多い。贔屓クラブのあの選手がなぜ本調子が出せないのか、タイプ分けして考えてみると答えが導きだせるだろう。
前述したがこういったランキングは日本では敬遠されがちだが、海外ではよくやっている。私はこの試みは選手を面白おかしくネタとして使うのではなくて、該当選手が後半戦や来季にもっと奮闘して見返してやるぞという気持ちにさせて、結果を出させるためにあるのだと思っている。(海外では前者の使い方の可能性もあるが)なので私は今この中断時期にこのランキングを製作した。是非とも該当選手や1stステージあまり成績が振るわなかった選手は2ndステージで見返すような成績を期待したい。
昨年セレッソ大阪に電撃移籍するも思うような結果を残せず帰国したディエゴ・フォルラン Photo by Getty Images
昨年セレッソ大阪に電撃移籍するも思うような結果を残せず帰国したディエゴ・フォルラン Photo by Getty Images

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コメントコメント

akira

akira 

総括にも書かれていますが、どうして定着できていない、もしくはできなかったのかということを分析するのは大切ですね。とくに、今夏移籍した小椋と角田が所属したガンバと川崎は長谷川、風間両監督が数年在任しているので、移籍を決断する前に、ある程度目処や予想がつけられたのではないかと思いますが……

FujiK

FujiK 

ダメだったから次ではなく何故ダメだったのか追求してみるのも大事だと考えました。外で見るものと中で感じるものでの違いはあるとは思いますが、移籍前にある程度スタイルを見比べてほしいですね。

山本 衆平

山本 衆平 

おもしろい。他のランキングも待っています。

FujiK

FujiK 

ありがとうございます。他にもランキング付けられたらと思っています

勝治

勝治 

最近では武藤雄樹の活躍が目覚ましいのに代表で2得点を上げても本選の代表に選ばれず遠藤と興梠が選ばれると言う理不尽なハリルホジッチの采配は如何なものかと思いますが武藤雄樹も掘り下げて頂けたら幸いです。 武藤ファン

FujiK

FujiK 

コメントありがとうございます。武藤は今季で国内トップレベルの選手に成長しましたし、代表でもゴールを決めてノリに乗っていますね!もう一度代表で見たいという気持ちは私もとてもあります。

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